知事からのメッセージ

はいさい ぐすーよー ちゅーうがなびら!

 今年は、5年に一度の「世界のウチナーンチュ大会」が、10月26日の前夜祭パレードを皮切りに、27日から30日にかけて、沖縄セルラースタジアム那覇を中心に開催されます。本大会は、世界各国に住む県系人が母県「オキナワ」に集い、そのルーツ、アイデンティティーを確認するという、他県に類を見ない沖縄県独自の一大イベントです。

 沖縄県は、全国でも有数の、移民を送り出した県として知られています。戦前、戦後を通して海外に渡ったウチナーンチュは、1世紀を超える歴史の中で、懸命な努力によって生活基盤と地位を築き、外国という異文化社会に確実に根をおろし、それぞれの国や地域で沖縄の伝統や文化を継承しつつ、独特のウチナーコミュニティーを作り上げてきました。現在では、移民世代の子孫も含め、海外には約40万人の沖縄県系人がいると言われています。

 世界のウチナーンチュ大会は、本県の貴重な人的財産であるこれら世界各地の県系人の功績を称えるとともに、ウチナーネットワークの確立と発展、次世代への継承を目指して、平成2年に第一回大会が開催され、今年は第6回目となります。

 今年の大会は、ウチナーネットワークの持続的な発展と次世代への継承とともに、沖縄独自の文化や風土、歴史、いわゆるソフトパワーを国内外に発信し、その魅力と可能性を活用して沖縄の未来を切り開いていくことを目的として開催します。

 本大会に海外、県外から参加される皆様が、5年に一度の里帰りを機に、家族や親戚、友人をはじめ、多くの県民や他の海外ウチナーンチュとの交流を深めていただくことはもちろんのこと、様々な面で沖縄の魅力を存分に味わっていただけるよう、大会実行委員会を中心に、開催に向けた準備を進めてまいります。多くのウチナーンチュや関係者の皆様が来県されるよう期待いたします。

 県民の皆様におかれましては、本大会の意義や目的に御理解いただき、県民挙げて「イチャリバ、チョーデー」の心で海外国内参加者を歓迎するとともに、多くの県民に大会の様々なイベントに足を運んでいただき、世界のウチナーンチュと一緒になって誇りと感動を共有し、本大会を成功へつなげることができますよう、御支援と御協力を心からお願い申し上げます。

 ゆたさるぐとぅ うにげーさびら。

                           第6回世界のウチナーンチュ大会実行委員会

                                 会長 沖縄県知事 翁長 雄志